抜け毛

薄毛からなるハゲは恐らく遺伝的要素が大きいのではないだろうか。
ストレスや食生活も影響するとは思うが、
ハゲた父親の子供はハゲている率が非常に高いと思う。

私が息子を産んだ時、義父や義母に言われた
『この子の頭の形はハゲないよ』
義父の髪の毛は多くはない、というか少ない。
旦那は義母に瓜二つなので、義父の遺伝子は活性化されないように思える。
という事は、息子の将来も大丈夫だろう。

旦那は義母に、義母は祖父に瓜二つなのだ。
要するに、旦那と祖父は全く同じ顔をしている。
祖父の学生時代の写真を見てそれはそれは驚いた。
白黒ではあるが、そこにいたのは紛れもなく旦那そのものだった。
その祖父もふっさふさだ。
これならばどう考えても旦那と息子のハゲ疑惑は払拭されたように思えた。

ところが、この遺伝的要素に問題が生じた。
ハゲの遺伝子というのは、一世代飛ばして活性化されるというのだ。
祖父がふさふさ、でも義母は比較的薄い方だ。
そして旦那はふさふさ、、
この時点で一世代飛ばしの法則にあてはまっている。

義父の髪の毛にばかり気をとられていた。
でも、祖父より上の代がどうなっているのかは知らない。
この分だと、祖父の親はハゲ、そしてその上がふさふさなのだ。

と、いう事は、危険なのは我が息子。
３０歳の旦那ではなく３歳の息子なのだ。考えたくはなかった。

でも、息子がアラサー世代に突入する頃には何かしらの
解決策が見出せているかもしれない。
まだ時間はたっぷりとある。

どこかの大統領がはげとふさふさが交互にきているように、
一般家庭にもそれは浸透しているのだ。

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遺伝（ＡＧＡ）による抜け毛