白髪染め

ジアミンを含まない優しい白髪染め『ノンジアミンカラー』とは

私たちが使っているほとんどのカラーリング剤は
『アルカリカラー』と呼ばれるもので、
自宅で染めるものでも美容院で染めるものでも
『ジアミン(PPDA:パラフェニレンジアミン)』という化学染料が
主成分として含まれています。

 

少量で濃い色が出せたり、微妙な色調が作れるなど
ヘアカラーとしての利点が多い反面、アレルギーを引き起こす
原因として劇薬に指定されている成分でもあります。

 

『ジアミン』を含む『アルカリカラー』は、
『ジアミン』を『酸化剤』と混ぜて『酸化染毛剤』に変える仕組みですが、
『酸化染毛剤』も『ジアミン』同様有害です。

 

『ジアミン』は頭皮から吸収されて体内に蓄積され、
体内の許容量を超えるとアレルギー症状を起こすもので、
吸収し続ければ誰にでもアレルギーが起こり得ると言えるかもしれません。

 

このような『ジアミン』の危険性を考慮して、『ジアミン』を含まない
『ノンジアミンカラー』が注目されつつあります。

 

『ノンジアミンカラー』はアルカリが低いため髪の傷みが
少なく、艶や手触りがなめらかな仕上がりが特徴です。
なぜなら、『ノンジアミンカラー』で『アルカリカラー』と同じくらいの
濃さを出すためには『アルカリカラー』の1.3倍の染料が必要となり、
髪に染料がたっぷりと入り込むため艶やかでなめらかに染まるのです。

 

染料が多い分、色も褪せにくいという点で
『ヘアマニキュア』や『ヘナ』よりも長持ちします。
『ジアミンアレルギー』のある人や
『ジアミン』の使用に不安を感じる人には嬉しいですね。

 

これまでにもあった『ヘアマニキュア』や『ヘナ』なども
基本的にはアレルギーの原因となる『ジアミン』や
髪を傷める原因となる『脱色剤』を含んではいませんが、
どちらも色調が少なく、色落ちが早いなどの欠点があり、
中には『ジアミン』や『脱色剤』が含まれているものもあるようです

 

ただ、そんな肌には安心な『ノンジアミンカラー』も、
やはり長所ばかりではないようで

 

・色調が少なく出せる色に限りがある。
・暗い色が出ないために白髪は明るくぼかす程度にしか染まらない。
といった難点もあります。

 

残念ながら『白髪』を黒くしたい人には適しているとは言えず、
部分染めも色ムラができてムリそうですよね…。
今後開発が進んで、暗い色にも染まる
『ノンジアミンカラー』ができることを期待しています。

 

白髪染めの強み別ランキング

 

生え際用の天然ヘアカラー

 

アレルギー用の真っ黒ヘアカラー
ルプルプ白髪用ヘアカラートリートメント